
埼玉の新築物件の床下の黒カビの対策


作業内容 | 除カビ、防カビ |
作業人数 | 2人 |
作業時間 | 9:00~18:00 |
作業面積 | 60平米 |
作業費 | 430,000円 |
施工コメント
新築時、十分な乾燥期間を取らずに床の施行を行うと、濡れたり、湿っている状態が長期間続くため、黒カビが発生しやすくなります。
写真のように真っ黒な黒カビだと、除菌はされていても色素が残ってしまうので、早めの対処が必要です。
カビのある場所の素材にもよりますが、カビの色が真っ黒、紫色系、ピンク系の色の場合、カビの色が薄く残ってしまう場合がありますので、プロが詳細なチェックと対策が必要となります。
逆に青や、グレー、薄い黒色のカビは色素が残らず綺麗に落ちます!
作業手順
- カビ以外の汚れの除去
まず最初にカビ以外の汚れは洗い流すか拭き取ります。
変色の可能性がある場合、マスキングテープなどで保護し、必ず換気をしてから施工します。 - 除カビ剤を塗布
全体に塗布後、約30分~1時間程度はカビに液剤を浸透させるために放置します。
(※カビがひどい場合は、最大24時間まで放置可能な液剤を使用しています。)
カビに液剤が浸透したら、液剤を洗い流し、水分を拭き取り乾燥させます。 - 防カビ剤塗布
除カビ剤を拭き取り、しっかり乾燥させた後に、防カビ剤を塗布します。
塗布後は約5分程度、液剤を浸透させるために放置し、浸透しなかった成分は拭き取ります。
今後の対策
- 床下の湿度管理を徹底する
-床下換気口の確保・定期清掃
→ 通気を妨げる落ち葉やゴミがあれば除去し、空気の流れを維持。
-床下換気扇の設置(自然換気が不十分な場合)
→ 空気の流れを強制的に作り、湿気の滞留を防止。
-除湿剤 or 調湿材の敷設
→ 炭やシリカゲルなどを床下に設置し、余分な湿気を吸着。 - 室内側からの湿気を減らす
-冬場の加湿器の使いすぎに注意
→ 室内の湿気が床に溜まりやすくなるため、湿度計で40〜60%を目安に管理。
-家具の隙間確保・床下収納の通気性確保
→ 密閉状態を避け、空気の通り道をつくる。 - 除湿機や除湿剤を使用する
特に冬場や雨の日は、室内湿度が高くなりがちです。
湿度は40〜60%を目安に管理しましょう。 - 定期点検と早期発見
年に1回程度、床下の目視確認・点検を実施(業者依頼も推奨)
→ 湿気・カビ・シロアリ被害の早期発見につながる。 - 防カビ剤の再施工(1年目〜2年目が特に重要)
-定期的な防カビ剤の塗布をすることで、根からの再発を予防しやすくなる。
→次回施工時期を確認し、次回の目安とする。