
藤沢市住宅内お風呂の天井


作業内容 | 除カビ・防カビ |
作業人数 | 1人 |
作業時間 | 9:00~15:00 |
作業面積 | 3平米 |
作業費 | 70,000円 |
施工コメント
神奈川県藤沢市にお住まいの方より、「浴室の天井に黒カビが目立ってきたので、一度見てほしい」とのご相談をいただきました。
現場は、吹き付け塗装仕上げの天井面に黒カビが点在し始めている状態。
カビが深く根を張る前の段階でご連絡いただけたため、薬剤洗浄と丁寧な拭き取りのみの対応で、天井のカビを完全に除去することができました。
作業手順
- カビ以外の汚れの除去
まず最初にカビ以外の汚れは洗い流すか拭き取ります。
変色の可能性がある場合、マスキングテープなどで保護し、必ず換気をしてから施工します。 - 除カビ剤を塗布
全体に塗布後、約30分~1時間程度はカビに液剤を浸透させるために放置します。
(※カビがひどい場合は、最大24時間まで放置可能な液剤を使用しています。)
カビに液剤が浸透したら、液剤を洗い流し、水分を拭き取り乾燥させます。 - 防カビ剤塗布
除カビ剤を拭き取り、しっかり乾燥させた後に、防カビ剤を塗布します。
塗布後は約5分程度、液剤を浸透させるために放置し、浸透しなかった成分は拭き取ります。
ポイント
カビが発生しても「塗装で隠す」はNGです
今回のようなケースでは、黒カビの上から塗装をして見た目だけを整えてしまうという対応が見られることがあります。
しかし、これは根本的な解決にならないばかりか、むしろ再発リスクを高める行為です。
塗装の下でカビが生き続けてしまい、時間が経つと新しく塗った塗装の表面に再びカビが染み出してくるためです。
実際に、「塗ったのにまた黒くなってきた」という段階で初めてご相談をいただくことも少なくありません。
こうした場合、新しく塗装された部分を一度すべて剥がしてから、除カビ作業を行う必要があります。
塗膜を剥がすには剥離剤を使用したうえで、除カビ・洗浄・乾燥・防カビ処理・再塗装といった工程が必要となり、費用も手間も2倍・3倍にふくらんでしまいます。
そのため、カビが発生している場合は、必ずカビ取りを先に行ったうえで、塗装やリフォームを行うことが鉄則です。
見た目だけ整えるのではなく、カビの根本原因を処理してからの再施工をおすすめします。