【カビ対策のプロ直伝】下駄箱の正しいカビ取りとカビを予防する6つの対策

「雨が続いて玄関がジメジメしているせいで、下駄箱の中も湿気がすごい」
「下駄箱にカビが生えてしまった。このままでは靴にもカビが移りそうだからすぐに除去しないと」

下駄箱は靴を出し入れする時以外は閉め切っているため、湿気がこもりやすく、カビの発生リスクが高い場所です。

そして下駄箱にカビが発生して一番困るのが、カビが靴に移ってしまう恐れがあるということでしょう。

大事な靴にカビが生えたらショックですし、発見が遅れると大量の靴にカビが生えてしまうこともあります。

そうならないためにも、下駄箱のカビを見つけたらすぐに除去するようにしましょう。

そこで今回、下駄箱のカビ取り方法やカビ対策について解説いたします。

靴にカビが移ってしまった時の対処方法も紹介するので、是非参考にしてみてください。

この記事でわかること
・下駄箱のカビ取り方法
・靴にカビが生えた時の除去方法
・下駄箱にカビが生える原因
・下駄箱のカビ対策

1.【軽度のカビ】消毒用エタノールで除去する
   1-1.事前準備・注意事項
   1-2.カビ取り手順
2.【軽度~重度のカビ】プロ用のカビ取り剤で除去する
   2-1.事前準備・注意事項
   2-2.カビ取り手順
3.個人で除去が難しい場合はカビ取り業者に依頼する
4.靴にまでカビが移ってしまったらすぐに対処する
   4-1.スニーカーなど洗える靴は酸素系漂白剤で除去する
   4-2.革靴など洗えない靴はカビ取りスプレーで除去する
   4-3.カビ取り専門クリーニングに依頼する
5.なぜ下駄箱にカビが生えるの?その原因とは
   5-1.密閉状態で湿気がこもりやすい
   5-2.玄関の湿度が高いとその影響を受ける
   5-3.靴に付着した汚れや菌がカビの栄養になる
6.下駄箱のカビを予防するための6つの対策
   6-1.脱いだ直後の靴は入れない
   6-2.汚れている靴は綺麗にしてから収納する
   6-3.靴を詰め込みすぎないようにする
   6-4.こまめに換気する
   6-5.定期的に掃除をする
   6-6.除湿剤を活用する
7.まとめ

1.【軽度のカビ】消毒用エタノールで除去する

カビ取りするための液剤といえば、お風呂場などで使用する塩素系カビ取り剤を思い浮かべる方が多いと思います。

しかし下駄箱は木材を使用しているものが多いため、塩素系カビ取り剤を使用することはできません。

理由としては、ほとんどの木材は弱酸性でアルカリ性に弱いため、カビ取り剤を使用することで傷んでしまうからです。

また塩素系カビ取り剤には毒性の強い水酸化ナトリウムという成分が含まれているため、水で洗い流せない場所で使用するとその成分が残って体に悪影響を及ぼすこともあります。

そのため、下駄箱のカビ取りで市販のカビ取り剤は使用しない方がいいでしょう。

そこでおススメしたいのが消毒用エタノールです。

カビはアルコールに弱いため、範囲が狭くて表面に発生しているものであれば消毒用エタノールで除去することが可能です。

もし発生したのが黒カビだったり、カビが広範囲に渡っている場合は、2.【軽度~重度のカビ】プロ用のカビ取り剤で除去するを使用することをおススメします。

1-1.事前準備・注意事項

用意するもの
・消毒用エタノール
・スプレーボトル(必要な場合)
・雑巾
・マスク
・ゴム手袋

カビの胞子を吸い込んだり、手が荒れたりするのを防ぐために、マスク、ゴム手袋を身に付けて作業してください。

ドーバー パストリーゼ77

出典:amazon

注意事項
・換気する
・火気の近くで使用しない
・目立たないところで試してから作業を行う

カビ取り作業は必ず換気をしながら行いましょう。

エタノールは引火する恐れがあるため火の近くでは使用しないでください。

まずは目立たない場所で試して、問題がなければカビ取り作業するようにしましょう。

1-2.カビ取り手順

①消毒用エタノールを含ませた雑巾で拭き取る
②消毒用エタノールを吹きかけてしばらく放置する
③雑巾で消毒用エタノールを拭き取る

①消毒用エタノールを含ませた雑巾で拭き取る
下駄箱には泥や砂など汚れが溜まっているため、まずは雑巾で拭き取ります。
雑巾に消毒用エタノールを吹きかけ、その雑巾を使って汚れを除去してください。

②消毒用エタノールを吹きかけてしばらく放置する
カビの胞子は目に見えないほど小さいため、目視できるカビよりも広がっていることがほとんどです。
そのため、カビの部分だけでなく、下駄箱全体に消毒用エタノールを吹きかけるようにしましょう。
浸透するまで10~15分ほど放置します。

③雑巾で消毒用エタノールを拭き取る
雑巾で消毒用エタノールを雑巾で拭き取り、自然乾燥させて終了です。
完全に乾いたのを確認してから靴を戻すようにしましょう。

2.【軽度~重度のカビ】プロ用のカビ取り剤で除去する

消毒用エタノールは揮発性が高いため、カビが酷い時はカビが死滅する前にエタノールが蒸発してしまうことがあります。

また漂白効果もないため、黒カビの場合はカビの跡が残ってしまうでしょう。

そこでおススメしたいのが、カビ取りマイスターキットです。

カビ取りマイスターキットは、実際にプロが使用している液剤を誰でも使用できるように改良した液剤なので、殺菌力が高くなっています。

また安全性を徹底的に追及して開発されたカビ取り剤ですので、毒性の強い成分は含まれていません。

そしてキットの中には防カビ剤も含まれているため、カビの除去だけでなく再発を防ぐことも可能です。

今回はこのカビ取りマイスターのライトキットを使用したカビ取り方法をご紹介します。

2-1.事前準備・注意事項

用意するもの
・カビ取りマイスターのライトキット(除カビ剤・防カビ剤・ハケ・カップ)
・スプレーボトル×2
・雑巾
・マスク
・ゴム手袋
・ゴーグル
・長袖の服(色落ちしても問題ないもの)

作業中はカビの胞子が舞ったり、液剤が飛び散ったりする恐れがあるので、マスク、ゴム手袋、ゴーグル、長袖の服を身に付けてください。

注意事項
・換気する
・他の液剤と混合しない
・目立たないところで試してから作業を行う

カビ取り作業は必ず換気をしながら行い、液剤は他のものと混合しないようにしてください。

まずは目立たない場所で試して、問題がなければカビ取り作業するようにしましょう。

2-2.カビ取り手順

①除カビ剤を吹きかける
②ハケで除カビ剤を塗ってしばらく放置する
③雑巾で除カビ剤を拭き取る
④防カビ剤を吹きかけたあと乾燥させる

①除カビ剤を吹きかける
雑巾で泥や砂などを取り除いてください。
そしてスプレーボトルに除カビ剤を注ぎ入れ、下駄箱全体に吹きかけましょう。

②ハケで除カビ剤を塗ってしばらく放置する
カップに除カビ剤を注ぎ入れ、ハケを使ってカビの気になる部分に塗っていきます。
除カビ剤が浸透するまで10~30分ほど放置します。

③雑巾で除カビ剤を拭き取る
雑巾で除カビ剤を拭き取り、自然乾燥させます。

④防カビ剤を吹きかけたあと乾燥させる
①で使ったものとは別のスプレーボトルに防カビ剤を注ぎ入れて、カビ取りした箇所に吹きかけます。
自然乾燥させて終了です。
完全に乾いたのを確認してから靴を戻すようにしましょう。

3.個人で除去が難しい場合はカビ取り業者に依頼する

カビは少しでも残っているとそこから再発する恐れがあります。

そのため下駄箱のカビを防ぎたいのであれば、徹底的にカビを死滅させることが大切です。

もし個人では対処できないほどカビが広がっている場合は、無理せずにカビ取り業者に依頼しましょう。

カビ取りマイスターは、10000件以上のカビの現場の調査と5000件以上の施工実績があります。

その中には官公庁や上場企業、病院やスーパーマーケットなど、より高いレベルを求められる現場の経験も多数あります。

また、海外の国立大学と提携してカビ取り剤を自社開発し、液剤の独自性と施工方法が認められ世界初のカビ対策工法として特許取得もしました。

そして防カビにも力を入れているため、カビの再発率は3年で5%以下と、業界最高レベルの品質を提供しています。

下駄箱のようにカビが再発すると被害が拡大しそうな場所は徹底的なカビ取りと防カビが重要です。

下駄箱のカビにお悩みでしたら、是非一度弊社までご相談ください。

4.靴にまでカビが移ってしまったらすぐに対処する

下駄箱のカビの発見が遅れたせいで、靴にまで移ってしまうということがあります。

また靴からカビが発生して、それが下駄箱に移ってしまうということもあるでしょう。

その場合は、下駄箱のカビ取りだけでなく、靴のカビの対処も考えなければなりません。

安価なもので思い入れがなければ、いっそのこと捨ててしまうという方法もあります。

カビ取りをしてこれからも履きたいのであれば、これから紹介する3つの方法のどれかになるでしょう。

4-1.スニーカーなど洗える靴は酸素系漂白剤で除去する

スニーカーなどの洗える靴は酸素系漂白剤を使用してカビ取りをしましょう。

用意するもの
・酸素系漂白剤(粉末タイプ)
・桶(洗面台でも可)
・靴を洗うブラシ
・マスク
・ゴム手袋

カビの胞子を吸い込んだり、手が荒れたりするのを防ぐために、マスクとゴム手袋を身に付けるようにしましょう。

グラフィコ オキシクリーン

出典:amazon

①大まかな汚れを落としておく
②酸素系漂白剤を溶かしたぬるま湯に靴を漬ける
③残っているカビをブラシで除去する
④よくすすいだ後、しっかり乾燥させる

①大まかな汚れを落としておく
靴紐はあらかじめ外しておいてください。
そしてブラシを使って大まかな汚れを落としておきます。

②酸素系漂白剤を溶かしたぬるま湯に靴を漬ける
桶にぬるま湯と酸素系漂白剤を入れてください。
その中に靴を漬けます。
1~2時間くらいを目安にしてください。

③残っているカビをブラシで除去する
残っているカビをブラシで除去してください。

④よくすすいだ後、しっかり乾燥させる
靴を流水でよくすすいだあと、脱水してください。
そして風通しの良い場所に置いてしっかり乾かしましょう。

4-2.革靴など洗えない靴はカビ取りスプレーで除去する

革靴やスエードなどのカビ取りは、革製品専用のカビ取りスプレーを使用しましょう。

用意するもの
・革製品用のカビ取りスプレー
・布
・シューケアブラシ(馬毛など)
・マスク
・ゴム手袋

カビの胞子を吸い込んだり、手が荒れたりするのを防ぐために、マスクとゴム手袋を身に付けるようにしましょう。

カビ取りスプレーの代わりに消毒用エタノールを使用することも可能です。

ただし本革など一部の素材は白っぽくなってしまうことがあるので、まずは目立たない場所で試すようにしてください。

コロンブス レザーキュア カビ用ミスト

出典:amazon

①大まかなカビを取り除く
②布にカビ取りスプレーを含ませて靴を拭く
③内側にもカビ取りスプレーをかける
④乾燥させる

①大まかなカビを取り除く
靴紐がある場合はあらかじめ外しておいてください。
庭やベランダなどで靴をブラッシングして、大まかなカビや汚れを取り除いてください。
使用後のブラシにはカビが付着しているので、その後除菌を忘れずに行ってください。

②布にカビ取りスプレーを含ませて靴を拭く
布にカビ取りスプレーを吹きかけて、その布で革靴を拭いてカビを除去していきます。

③内側にもカビ取りスプレーをかける
カビ取りスプレーを内側にも吹きかけてください。

④乾燥させる
風通しの良い場所で陰干ししてください。

4-3.カビ取り専門クリーニングに依頼する

カビが酷い場合や、デリケートな素材の靴の場合は自宅でのカビ取りが難しいことがあります。

簡単に捨てられるような靴であれば買い替えればいいのですが、高価なものだったり、思い入れのある大事なものの場合は何としてでもカビ取りしたいと思うでしょう。

しかし一般的なクリーニング業者の場合は、カビの状態によっては断られてしまったり、受け付けていてもカビが残ったまま戻ってしまうケースがあります。

そこでおススメしたいのがカビ取り専門クリーニング業者のハーツクリーニングです。

老舗のクリーニング店と提携しているため、熟練した技術で頑固なカビも除去してくれます。

またハーツクリーニングでは、ガス滅菌というものでカビを死滅させています。

エチレンオキサイドガス(EOG)という医療機器の滅菌処理にも使われているほど殺菌力が高いガスを使用しているため、死滅しにくいカビの菌(真菌)でも根絶させることが可能です。

他のクリーニング業者と比べると料金設定は少し高いので、絶対にカビ取りしたい大事な靴にカビが生えた時などに是非ご利用ください。

5.なぜ下駄箱にカビが生えるの?その原因とは

そもそも何故下駄箱にカビが生えてしまうのでしょうか。

まずカビが発生するには以下の条件が揃っている必要があります。

・水分もしくは湿度60%以上
・温度0~40℃(特に25~28℃が最もカビが成長する)
・泥や埃などカビの栄養源
・酸素

そして下駄箱は、この4つの条件の全てが揃いやすい場所です。

5-1.密閉状態で湿気がこもりやすい

下駄箱は靴を出し入れする時以外は閉めっぱなしにしていることが多く、湿気がこもりやすい傾向にあります。

例えば濡れた靴をそのまま下駄箱にしまうと、その靴のせいで湿度が上がってしまうでしょう。

また、そもそも湿度が高い日は下駄箱の中も湿度が高くなりやすいものです。

閉め切っているせいで湿気を外に出すことができないため、一度湿度が上がるとその状態が続いてしまいます。

そこにカビの胞子が付着すると、そこからカビが繁殖していき、あっという間に広がってしまうのです。

5-2.玄関の湿度が高いとその影響を受ける

帰宅する時に真っ先に通るのが玄関のため、玄関は屋外の影響を最も受けやすい場所です。

雨の日はただでさえ湿度が高いのに、濡れた靴や傘が持ち込まれることで、更に湿度が上昇するでしょう。

また、玄関のドアが室内と屋外の温度差で結露するということもあります。

このような原因で玄関の湿度が高くなり、それが下駄箱にも影響を与えてしまうのです。

5-3.靴に付着した汚れや菌がカビの栄養になる

土壌にはたくさんの微生物やカビが生息しています。

その土が付着した靴を下駄箱に入れると、カビの胞子とカビの栄養源の両方を持ち込むことになるでしょう。

また靴の外側だけでなく、内側にも人間の汗や皮脂が付着しています。

これもまたカビの栄養になります。

こうして下駄箱の中にカビの栄養が溜まっていき、カビが繁殖しやすくなるのです。

6.下駄箱のカビを予防するための6つの対策

5.なぜ下駄箱にカビが生えるの?その原因とはでお伝えした通り、カビが発生するには「湿度」「温度」「栄養源」「酸素」の4つ全てが揃っている必要があります。

そのためどれか1つでもいいので欠けさせることができれば、カビは予防することが可能です。

そこで行っていただきたいのが以下の6つの対策です。

今すぐにできることばかりなので、下駄箱のカビを防ぎたい方は是非試してみてください。

・脱いだ直後の靴は入れない
・汚れている靴は綺麗にしてから収納する
・靴を詰め込みすぎないようにする
・こまめに換気する
・定期的に掃除をする
・除湿剤を活用する

6-1.脱いだ直後の靴は入れない

玄関をスッキリさせたいからと、脱いだ直後の靴を下駄箱にしまっている方もいるでしょう。

しかし脱いだ直後の靴をすぐにしまうのは、カビ予防の観点から考えるとおススメできません。

雨や雪の日に靴が濡れているのはもちろんですが、晴れている日でも1日履いた靴には汗が染み込んでいるものです。

これをすぐにしまうと、下駄箱の湿度を上げることになります。

そのため脱いだ直後の靴はしまわずに、一旦玄関に置きっぱなしにしてしばらく乾かすようにしてください。

6-2.汚れている靴は綺麗にしてから収納する

靴は屋外を歩くため、どうしても汚れが付着してしまいます。

ぬかるんだ道を歩いたりした場合は特に汚れが付着するでしょう。

そのまま下駄箱にしまうと大量の汚れを持ち込むことになってしまうので、汚れはしっかり落とすようにしてください。

目で見てわかる汚れがなくても、シューケアブラシで細かい塵や埃を払うようにしてください。

これでカビの栄養源が下駄箱に溜まりにくくなります。

6-3.靴を詰め込みすぎないようにする

下駄箱に隙間なく靴を詰め込んでいると、空気が滞留して湿気と埃が溜まってしまいます。

そのような環境をカビが好むため、カビが生えやすくなってしまいます。

またぎゅうぎゅうに靴が詰めこまれている場所にカビが発生すると、一気に広がってしまう恐れがあります。

そうならないためにも不要な靴は捨てて、出来る限り下駄箱に余裕を持たせてください。

6-4.こまめに換気する

下駄箱は靴を出し入れする時以外は閉め切っているため、湿気がこもりやすくなっています。

そのため、こまめに扉を開けて下駄箱の中を換気するようにしてください。

可能であれば晴れた日など、湿度の低い日に行うようにしましょう。

その時に玄関のドアも開けておけば、玄関の湿度を下げることも可能です。

また下駄箱の中の空気が上手く入れ替わらない時は、サーキュレーターや扇風機を下駄箱に向けて回すことで循環しやすくなるのでおススメです。

6-5.定期的に掃除をする

靴には泥や砂利などが付着していることが多いため、それを下駄箱に入れることによって汚れが蓄積していきます。

これらはカビの栄養源になってしまうので、定期的に掃除して汚れを取り除くようにしましょう。

下駄箱の中の靴を全て取り出してから、掃除機で吸い取ったり、硬く絞った雑巾で拭いたりしてください。

また最後に消毒用エタノールを吹きかけることで、目に見えないカビの胞子を死滅させることができます。

そして掃除の時に気を付けていただきたいのが、最後濡れたままにしないということです。

拭き掃除をしたり、消毒用エタノールを吹きかけた後は下駄箱が濡れているため、そのまま扉を閉めてしまうと湿度が上がってしまいます。

しっかりと乾かしてから靴を戻して、扉を閉めるようにしてください。

6-6.除湿剤を活用する

カビ対策では湿度管理が非常に重要になります。

下駄箱の湿度を下げるために一番手っ取り早い方法が除湿剤です。

下駄箱全体の湿度を下げるなら、置き型タイプの除湿剤を活用してください。

そして除湿剤を使う時に注意してほしいのが交換するタイミングです。

湿気を吸い取ると、除湿剤の中で水が溜まっていきます。

水がいっぱいになってしまうと、それ以上湿気を吸い取ってくれなくなります。

効果がなくなったことに気付かないままだと、下駄箱は再び湿気がこもってしまいます。

それを防ぐためにも定期的に除湿剤を確認して、必要であればすぐに新しいものと交換するようにしてください。

エステー 備長炭ドライペット

出典:amazon

7.まとめ

今回は下駄箱にカビが生えた時の対処方法について紹介しました。

表面に発生しているカビで範囲が狭い場合は消毒用エタノールでカビ取りすることが可能です。

消毒用エタノールを使用したカビ取り方法
①消毒用エタノールを含ませた雑巾で拭き取る
②消毒用エタノールを吹きかけてしばらく放置する
③雑巾で消毒用エタノールを拭き取る

カビは少しでも残っていると再発する恐れがあるため、徹底的に除去する必要があります。

プロ用のカビ取り剤で除去する時は以下のようにしましょう。

カビ取りマイスターキットを使用したカビ取り方法
①除カビ剤を吹きかける
②ハケで除カビ剤を塗ってしばらく放置する
③雑巾で除カビ剤を拭き取る
④防カビ剤を吹きかけたあと乾燥させる

もし個人では対処できないほどカビが広がっている時はカビ取り業者に依頼しましょう。

カビ取りマイスターはこれまでに10000件以上のカビの現場の調査と5000件以上の施工実績があります。

弊社はカビ取りだけでなく防カビにも力を入れており、カビの再発率は3年で5%以下と、業界最高レベルの品質です。

下駄箱はカビが再発すると靴にも移ってしまう恐れがあるため、何としてでも再発を防ぎたい場所でしょう。

被害を最小限に抑えるためにも、下駄箱のカビにお困りでしたら是非弊社にご相談ください。

そしてカビは生えてから除去するのは大変なので、対策を行ってカビを生えにくくすることが大切です。

下駄箱のカビを予防するための6つの対策
・脱いだ直後の靴は入れない
・汚れている靴は綺麗にしてから収納する
・靴を詰め込みすぎないようにする
・こまめに換気する
・定期的に掃除をする
・除湿剤を活用する

この記事によって、下駄箱のカビで困っている方の悩みが解消することを願っております。