天井のカビ取りは自分でできる?自分でやる場合と業者に依頼する場合の基準とポイント

「部屋の天井にカビが生えているけど、手が届かない場所だからカビ取りするのが面倒…」
「天井に黒いポツポツしたカビが発生して放置していたら、数週間後には広範囲に広がっていた」

天井のカビは拡散しやすいため、しばらく放置していたら部屋中カビだらけになっていたというケースも少なくありません。

発生したらすぐに対処が必要な場所ですが、手が届かない箇所なので自力でカビ取りするのも一苦労です。

「そもそも天井のカビ取りって自分でできるものなの?」と疑問に思っている方もいると思いますが、結論から言うと自力でカビ取りはできなくないですが、とても大変で難しいです。

今回は「大変でも自力でカビ取りをしたい」という方に向けたカビ取り方法の紹介と、「やっぱりプロに任せたい」という方に向けた業者に依頼する際のポイントなどを解説していきます。

この記事でわかること
・天井のカビ取り方法
・業者にカビ取りを依頼する際のポイント
・天井のカビ取りが難しい理由
・天井のカビを防ぐ方法

1.拡散する速さは壁の13.5倍!?天井のカビは早急に対処が必要!
2.天井のカビ取りを自力でやるのが難しい理由とは?
   2-1.長時間の作業が難しい
   2-2.カビ取り剤の液だれや脚立からの落下の危険
3.それでも自力でカビ取りしたい!天井のカビ取り方法
   3-1.天井のカビ取りにはカビ取りマイスターキット
   3-2.事前準備・注意事項
   3-3.カビ取りの手順
   3-4.防カビの手順
4.天井のカビ取りを業者に依頼する
   4-1.良いカビ取り業者を選ぶポイント
   4-2.業者に依頼する前に準備しておくこと
5.天井にカビが発生する理由
6.天井のカビを防ぐ方法
   6-1.漏水や雨漏りがないか確認する
   6-2.こまめに換気する
   6-3.エアコンの除湿機能を活用する
   6-4.定期的に埃や汚れを取り除く
7.まとめ

1.拡散する速さは壁の13.5倍!?天井のカビは早急に対処が必要!

カビは条件が揃えばどこにでも生育できる為、壁や床、家具の裏など様々な場所で発生します。

どの場所に発生しても厄介なカビですが、実は一番危険なのが天井のカビです。

理由は他の場所と比べて、天井のカビは拡散しやすいからです。

以前ハーツクリーンが行った実験で、壁のカビと比べて天井のカビは13.5倍の速度で広がるということが分かりました。

天井の場合、カビの胞子が落下したり、エアコンや換気した時の風によってカビの胞子が舞ってしまったりします。

それにより別の場所にもカビの胞子が付着し、広範囲でカビが発生してしまうという恐れがあります。

放置していると部屋全体にカビが広がってしまうこともあるので、天井のカビを見つけたらすぐに対処するようにしましょう。

2.天井のカビ取りを自力でやるのが難しい理由とは?

家の中でカビが発生した場合、自力でできるのか、業者に任せるべきなのか迷うと思います。

弊社としては以下の項目に当てはまる場合は、業者に任せた方が良いと思っています。

□カビの範囲が1㎡以上ある
□複数個所にカビが発生している
□目線よりも高い位置にカビが発生している
□天井にカビが発生している
□自分でカビ取りしたが再発した

この項目にもあるように天井にカビが発生した場合は、自力でカビ取りするよりも業者に任せることをおススメしています。

2-1.長時間の作業が難しい

天井のカビ取りをおススメできない理由としては、まず長時間作業することが難しいからです。

天井など目線よりも上のカビ取りを行う場合、常に上を向いた体勢で作業しなければいけません。

実際に作業すれば分かるのですが、長時間この体勢でカビ取りをするのは非常に大変です。

業者の場合はカビ取り専用の機材があるので対応できますが、機材を持っていない個人の方が天井のカビをするのはとても苦労するでしょう。

狭い範囲ですぐに終わるカビ取りならいいですが、範囲が広い場合は無理せずに業者に任せるようにしてください。

2-2.カビ取り剤の液だれや脚立からの落下の危険

天井にカビ取り剤を塗布すると、重力によって液だれすることがあります。

場所によっては自分の方に垂れてきて、肌に付着したり、目に入る可能性などもあります。

また、液だれするということは、カビにカビ取り剤が行き渡りにくくもあるため、カビが完全に死滅しない可能性もあります。

カビはわずかでも残っているとそこから再び繁殖する為、カビの再発率が高くなってしまいます。

そして天井のカビ取りをする場合、手が届かないため脚立などを使用することになるでしょう。

もし体勢を崩して落下すると怪我する恐れもあります。

天井のカビ取りは危険を伴うので、作業する場合は注意が必要です。

3.それでも自力でカビ取りしたい!天井のカビ取り方法

これまでの解説を聞いても「それでも費用を抑えるために自力でやりたい」と思っている方もいらっしゃると思います。

そこで今回、天井のカビ取りで必要なものやカビ取りと防カビの手順を紹介していきます。

3-1.天井のカビ取りにはカビ取りマイスターキット

普段カビ取りをしていなかったり、水回りのカビ取りだけをしている方だと「ホームセンターなどで売っているカビ取り剤を吹きかけとけばいいんでしょ?」と思っている方がいらっしゃいます。

実は天井のカビ取りに市販のカビ取り剤は向いていません。

普段お風呂など水回りで使用している市販のカビ取り剤は、次亜塩素酸ナトリウムと水酸化ナトリウムの混合溶液です。

水酸化ナトリウムは肌に触れると炎症を起こしたり、目に入ると失明する恐れもあるほど危険です。

もし天井のカビ取りで使用して、そのカビ取り剤が自分に向かって垂れてきたら大変なことになります。

また水酸化ナトリウムの成分が含まれているカビ取り剤は最後に水で洗い流すことを前提で作られています。

水回りのように水で流せればいいですが、部屋の天井の場合はそのようなことはできません。

そのため水で洗い流せなくても問題がないカビ取り剤を使用しなければいけません。

そこでおススメなのがカビ取りマイスターキットです。

安全性を徹底的に追及して開発されたカビ取り剤で、水酸化ナトリウムは含まれていません。

また、カビ取りマイスターキットは、カビ取り業者が使用している液剤を誰でも使えるように改良した商品なので、安全なだけでなくカビの殺菌力も抜群です。

そしてカビ取りマイスターキットは防カビ剤もセットです。

この防カビ剤は401種類のカビ菌に有効であることが証明されています。

これでカビを死滅させるだけでなく、再発をしにくくさせることもできます。

3-2.事前準備・注意事項

カビ取り作業する前に必要なものの準備をします。

身に付けるもの
・マスク
・ゴム手袋
・ゴーグル
・長袖の服(色落ちしても問題ないもの)

天井のカビ取りは液剤が垂れてくる可能性があり、特に目に入ったら危険です。

必ずゴーグルを身に付けて作業してください。

また除カビ剤には漂白効果があるため、色落ちしても問題のない長袖の服を着用しましょう。

使用するもの
・カビ取りマイスターキット一式
・雑巾
・脚立
・養生シート
・養生テープ

カビ取りする際にカップやハケを使用しますが、カビ取りマイスターキットの中に含まれています。

スタンダードキットをご購入された場合は、噴霧器、防毒マスク、保護メガネも付属でついているので、是非そちらもご使用ください。

また、床などに液剤が垂れる可能性があるので、垂れても問題ないように養生シートや養生テープで保護することをおススメします。

注意事項

  • 必ず換気する
  • 他の液剤と混合しない
  • 目立たないところで試してから作業を行う
  • 脚立からの落下には十分気を付ける

カビ取り作業中は必ず換気を行い、他の液剤と混合するようなことはしないでください。

また、除カビ剤には漂白効果があるため、色落ちする恐れがあります。

まずは目立たない場所で試し、問題がなければ全体に塗布しましょう。

手すりやドアノブなどの鉄部は除カビ剤が付着すると錆びる可能性があるので、もし付着したら水拭きしてください。

そして脚立などからの落下の恐れがあるため、無理せずに十分気を付けて作業を行うようにしましょう。

3-3.カビ取りの手順

必要なものの準備を終えて、部屋の換気ができたらカビ取り作業を始めます。

天井のカビ取りは他の箇所と比べても大変なので、こまめに休憩を取り、決して無理はしないでください。

①除カビ剤をカップに注ぐ
②脚立に上り、ハケで除カビ剤を塗る
③10~30分放置する
④雑巾で除カビ剤を拭き取る

①除カビ剤をカップに注ぐ

カビ取りマイスターキット付属のカップに除カビ剤を注いでください。

②脚立に上り、ハケで除カビ剤を塗る

脚立に上り、カビが発生している部分やその周辺に除カビ剤を塗布します。
カビは本来目に見えないほど小さいものなので、見えない部分にもカビが広がっている可能性があります。
目視できるカビから50㎠~1㎡ほど周辺もカビ取りするようにしましょう。

③10~30分放置する

除カビ剤が行き渡るまで10~30分ほど放置します。

④雑巾で除カビ剤を拭き取る

雑巾で除カビ剤を拭き取ります。
乾拭きでも水拭きでも構いません。
拭き取った後は自然乾燥させてください。

3-4.防カビの手順

カビ取り作業の後、そのまま防カビ作業を行います。

①カップとハケを洗い、防カビ剤を注ぐ
②脚立に上り、ハケで防カビ剤を塗る
③自然乾燥させる

①カップとハケを洗い、防カビ剤を注ぐ

除カビ剤を入れていたカップとハケをしっかり水洗いしてください。
その後、カップに防カビ剤を注ぎます。

②脚立に上り、ハケで防カビ剤を塗る

脚立に上り、カビ取りした箇所に防カビ剤を塗布します。

③自然乾燥させる

防カビ剤が乾くまで自然乾燥させて終了です。

4.天井のカビ取りを業者に依頼する

2.天井のカビ取りを自力でやるのが難しい理由とは?で個人でのカビ取りの大変さをお伝えしましたが、実は天井のカビ取りはプロでも難しくて苦労する場所です。

液だれによってカビ取り剤にムラができると、除去しきれないカビが残り、そこから再発する可能性があります。

技術力のある業者ならそのようなことは起こりませんが、やはり業者の中には経験が少なくて技術力もあまり高くないカビ取り業者もいます。

少しでも再発率を下げるためにも、信頼できる良いカビ取り業者に依頼するようにしましょう。

4-1.良いカビ取り業者を選ぶポイント

良いカビ取り業者とは以下の項目に当てはまる業者です。

  • 施工件数が多い(数千件以上)
  • 官公庁・病院などレベルの高い現場で実績がある
  • カビの知識が豊富
  • 数値などを用いて分かりやすく説明してくれる
  • カビ取り剤にこだわっている
  • 防カビにも力を入れている
  • カビ取り後に再発防止のアドバイスをくれる
  • 依頼したらすぐに対応してくれる
  • 明朗会計である

カビは現場によって種類や発生原因が異なるため、知識と経験がなければ正しい判断ができません。

誤った判断で適切ではないカビ取りを行うと完全に除去できない可能性があるので、知識と経験は重要です。

そして官公庁・病院などレベルの高い現場で実績がある業者というのは、技術力が高く、効果的なカビ取り剤や防カビ剤を使用している可能性が高いと考えられます。

これらが当てはまるかどうかは、業者のホームページを見るとある程度分かることが多いので、複数の業者を確認してみてください。

「ここなら信頼できるかも」という業者が見つかったら、相談したり、現地調査してもらってください。

実際に業者と話すことで、説明が分かりやすいか、アドバイスをくれるかなど判断できると思います。

また見積もりを出してもらえば、高額ではない適正な施工費用なのか分かるでしょう。

弊社はこれまでに10000件以上のカビの現場の調査と5000件以上の施工実績があります。

その中には官公庁や上場企業、病院やスーパーマーケットなどのより高いレベルを求められる現場の経験もあります。

そして、海外の大学と提携して独自開発した液剤を使用し、カビの再発率も3年で5%以下と業界最高レベルの品質です。

天井のカビは拡散するスピードが速いため、確実に死滅させて、再発を防がなければいけません。

天井やその周辺の壁などのカビにお悩みでしたら、まずは一度カビ取りマイスターまでご相談ください。

誠心誠意対応させていただきます。

4-2.業者に依頼する前に準備しておくこと

信頼できそうなカビ取り業者が見つかったら、電話やメールで連絡をすることになるでしょう。

業者とのやり取りをスムーズにするために、以下の情報は事前に把握しておきましょう。

  • カビが発生した場所
  • カビの範囲(目安でもいいですが、可能であればメジャー等で計測してください)
  • カビが発生した時期
  • カビの色や特徴

また、カビの発生した部分の写真間取り図などの提出を求められることもあるので、こちらも可能な限り準備しておいてください。

5.天井にカビが発生する理由

カビ取りはカビを完全に除去したら終了というわけではありません。

一度カビが発生した部屋というのは、カビが発生しやすい条件が揃っているということになります。

そのまま生活を続ければ、再度カビが発生する恐れがあるため日々の対策が重要です。

何故天井にカビが発生するのか原因を知り、その上でカビ対策をするようにしましょう。

まず、カビが発生する4つの条件というものがあります。

  • 温度
  • 湿度
  • カビの栄養分
  • 酸素

カビの種類によって好む湿度は変わりますが、一般的には60%を超えたあたりから活動を始め、高ければ高いほど繁殖スピードも速くなります。

カビが生育する温度は0~40℃ほどですが、特にカビが好む温度は20~30℃なので人間が過ごしやすい温度と同じくらいです。

また、カビが繁殖する為には栄養が必要です。

埃、油汚れ、人間の皮脂や髪の毛など、いわゆるゴミや汚れなどがカビの栄養になります。

そして人間と同じで酸素がない場所ではカビも生きることはできません。

「温度」「湿度」「カビの栄養分」「酸素」この4つのどれか1つでも欠けるとカビは生育できなくなります。

6.天井のカビを防ぐ方法

カビを防ぐためには「温度」「湿度」「カビの栄養分」「酸素」の中でどれか1つでも欠けさせることが大切ですが、酸素を無くすことは無理ですし、カビの苦手な温度にすると人間も過ごしにくくなってしまいます。

そのため、湿度を下げてカビの栄養源を絶つということが重要になります。

6-1.漏水や雨漏りがないか確認する

建物が古くなったり、台風などの自然災害が起きたりすると、屋根の破損部分から雨漏りが発生することがあります。

集合住宅でも配管が破損し、その影響で自宅も水浸しになるというケースもあります。

カビは水気のある場所を好むため、雨漏りや漏水が発生するとそこで繁殖する可能性が高くなります。

もし雨漏りなどを見つけた場合はすぐに修理してもらい、被害を最小限に留めるようにしましょう。

そして可能であれば定期的に点検を行い、雨漏り等の発生を未然に防ぐようにしてください。

6-2.こまめに換気する

窓を閉め切った状態にしていると、湿気がこもり、部屋全体の湿度が高くなります。

真夏や真冬などは窓を開けるのが億劫になりがちですが、カラッと晴れた日は積極的に窓を開けて換気しましょう。

また窓を開けることは湿気を逃がすだけでなく、空気を循環させる役割もあります。

天井の隅は空気が滞留しやすく、そういう場所にカビは発生します。

窓を1か所開けるだけでなく、複数の窓を開けて、より空気を循環させるようにしましょう。

6-3.エアコンの除湿機能を活用する

カビは湿度が60%を超えたあたりから活動を始めていき、70%や80%を超えてくるとカビの繁殖は非常に速く、数週間で手が付けられないほど広がることもあります。

そのため、湿度を抑えるということがカビの防止ではとても大切です。

湿度を下げすぎると感染症の危険が高まるので、目安としては湿度を40~60%くらいにするのがいいでしょう。

ちなみに気象庁のデータによると、2021年に東京の相対湿度が60%以下だったのはたったの3ヶ月だけでした。

エアコンなどの除湿機能を活用して、1年を通して湿度管理に気を付けるようにしましょう。

6-4.定期的に埃や汚れを取り除く

埃や汚れはカビが繁殖するための栄養源になります。

天井の掃除なんて全然やらないという方も多いと思いますが、天井のカビを防止するためには大切です。

もし脚立に上るのが大変だということであれば、フローリングワイパーなどを使用してみてください。

またカビは空気が滞留する場所に発生しやすいため、四隅などを重点的に綺麗にするようにしましょう。

また、空気清浄機を設置することで、空気中の埃やカビの胞子を減らすことができるので、掃除と併せて使用することをおススメします。

7.まとめ

今回は天井のカビ取りについて解説してきました。

天井のカビ取りは個人で行うには難しいので、できれば業者に任せるようにしましょう。

それでも個人で行いたいという方は、3.それでも自力でカビ取りしたい!天井のカビ取り方法を参考にしてカビ取りをしてください。

もしカビ取り業者に依頼する場合は、経験や知識が豊富で技術力の高い業者に依頼しましょう。

良いカビ取り業者とは以下の項目に当てはまる業者です。

  • 施工件数が多い(数千件以上)
  • 官公庁・病院などレベルの高い現場で実績がある
  • カビの知識が豊富
  • 数値などを用いて分かりやすく説明してくれる
  • カビ取り剤にこだわっている
  • 防カビにも力を入れている
  • カビ取り後に再発防止のアドバイスをくれる
  • 依頼したらすぐに対応してくれる
  • 明朗会計である

弊社はこれまでに個人住宅から官公庁や上場企業まで、5000件を超える施工実績があります。

カビ取り剤も海外の大学と提携して独自開発したものを使用しており、防カビにも力を入れています。

これまでに多数の天井のカビ取りを行ってきておりますので、天井のカビにお困りでしたら是非カビ取りマイスターまでご相談ください。

この記事によって、一人でも多くの方が天井のカビの悩みから解放されることを願っています。