お風呂のカビが酷い時に掃除業者に依頼する際のポイント
「毎週お風呂のカビ取りをしているのにすぐに再発してしまう」
「お風呂のカビを少し放置しただけで一気に広がった。業者に依頼したいけど、どこに頼めばいいんだろう」
家の中で最もカビが発生しやすい場所はどこ?と聞かれたら、ほとんどの方はお風呂と答えると思います。
それだけカビの生えやすい場所の為、悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
狭い部分のカビであれば自力で対処することも可能ですが、カビが酷い場合は業者に依頼した方が確実にカビを根絶してもらえます。
更に浴室全体を防カビしてもらえば、再発頻度を大幅に減らすことができます。
毎週のようにカビ取りに費やしていた時間が無くなれば、時間的にも気持ち的にも余裕が生まれるでしょう。
しかしそれは正しい業者選びができた場合の話です。
ここで業者の選択を間違えると、カビ取りしてもらってもすぐに再発してしまい、結局同じことの繰り返しになってしまうこともあるのです。
そこで今回、お風呂のカビが酷い時の業者の選び方などを中心に解説します。
間違った選択をして無駄な時間やお金を費やさないためにも、是非参考にしてみてください。
この記事でわかること |
・業者にお風呂のカビ取りを依頼する時のポイント ・ハウスクリーニングとカビ取り業者の違い ・良いカビ取り業者の選び方 ・お風呂のカビ対策 |
1.カビが酷いならハウスクリーニングではなくカビ取り業者に
1-1.ハウスクリーニングとカビ取り業者の違い
1-2.ハウスクリーニングに依頼すべき時とは
1-3.カビ取り業者に依頼すべき時とは
2.良いカビ取り業者の見つけ方
2-1.施工実績をチェックする
2-2.無料相談を活用する
3.お風呂のカビ防止のためにカビの発生原因を知る
4.今日からできる!お風呂のカビ対策6つ
4-1.使用後に50℃のお湯をかける
4-2.壁や床の水滴を拭き取る
4-3.常に換気扇を回す
4-4.吊るす収納にする
4-5.浴槽の蓋をする
4-6.こまめに掃除する
5.もし再発したらカビ取りマイスターキットで初期対応を
6.まとめ
1.カビが酷いならハウスクリーニングではなくカビ取り業者に
お風呂に大量のカビが発生したのに、カビ取り業者ではなくハウスクリーニングに依頼する方が、実は結構いらっしゃいます。
ハウスクリーニングは個人では除去できない汚れも綺麗にしてくれるので、万能のように感じているかもしれません。
しかしカビはただの汚れではなく菌です。
完全に除去しなければ生き残っているカビが繁殖を続けていき、再発を繰り返すことになります。
そんなしぶといカビを根絶させるためには、専門的な知識や道具、殺菌力の高い液剤が必要です。
「以前は毎週自分でカビ取りをしていたけど、すぐに再発してしまった。その後ハウスクリーニングに依頼したけど、結局1カ月持たなかった。それが専門会社に依頼したところ、2年間一切カビが生えなかった」
これは弊社にご依頼いただいたお客様の驚きの声です。
ハウスクリーニングに依頼したことで一時的には改善し、お風呂はピカピカになりました。
しかし目に見えない小さなカビが残っていたことで、すぐに再発してしまったのです。
その後、弊社にご依頼いただき、カビ取りと防カビを行ったことでカビは完全に死滅し、再発もしにくい状態になりました。
2年経って防カビ効果が薄れてきていますが、それでも発生頻度が少なく、発生した際のカビ取りも簡単にできるということでご満足いただいております。
ただ、勿体ないのがカビ取り業者よりも先にハウスクリーニングに依頼してしまったことです。
本来であれば、カビ取り業者に支払う費用だけで済んだのに、ハウスクリーニングに依頼したことで費用が二重でかかってしまいました。
このように無駄なお金を使わないためにも、カビが酷いなら真っ先にカビ取り業者に相談するようにしましょう。
1-1.ハウスクリーニングとカビ取り業者の違い
ハウスクリーニングとカビ取り業者の違いは以下の通りです。
ハウスクリーニング | カビ取り業者 |
・掃除に関する知識がある ・優れた掃除道具や洗剤が揃っている ・カビの知識はあまりない | ・カビ取りの技術と経験が豊富 ・カビ取り専用の機材や液剤がある ・カビの知識がある |
この通り、ハウスクリーニングは掃除の知識が高く、優れた道具や洗剤が揃っています。
もちろんハウスクリーニングでもカビの除去はしてくれます。
しかしそれは掃除の中の一環として行っているだけで、カビ取りに特化しているわけではありません。
カビは8万種以上が確認されているほど種類が多く、種類によって生育する環境や発生原因が異なります。
カビを完全に除去する為には、カビの種類によってカビ取り方法や防カビ剤を変える必要があります。
それを行うにはカビの知識がないとできないですし、複数のカビ取り剤や防カビ剤も必要になってきます。
また、広範囲や高い位置のカビ取りをするのは難しいため、専用の機材がないと困るでしょう。
カビ取り業者は、カビ取りに必要な機材や液剤が揃っていてカビの知識もあるため、それらを可能にしているのです。
1-2.ハウスクリーニングに依頼すべき時とは
カビ以外の汚れで困っているようでしたら、ハウスクリーニングに依頼するのがベストです。
お風呂の場合は、水垢や石鹸カス、皮脂汚れなどです。
特に水垢や鏡のウロコ汚れなどは、個人でやっても完全に綺麗にならずに困っている方も多いと思います。
ハウスクリーニングは掃除のプロですので、普段落とせない汚れも綺麗にしてくれるはずです。
また、お風呂は様々な汚れが混在しているため、水垢が酷いけど、カビも生えているというケースもあるでしょう。
その場合は、カビの状態に応じてハウスクリーニングに依頼するか、カビ取り業者に依頼するか判断してください。
もしカビの範囲が狭く、根深くないようでしたら、ハウスクリーニングで使用しているカビ取り剤でも除去できる可能性は高いと思います。
1-3.カビ取り業者に依頼すべき時とは
カビの範囲が広かったり、真っ黒で根深いカビが発生しているなら、カビ取り業者に依頼するようにしてください。
1-1.ハウスクリーニングとカビ取り業者の違いでもご説明した通り、カビは種類が多くてしぶといため、カビの知識や殺菌力の高いカビ取り剤や専用の機材などが必要になってきます。
カビを再発させない為にも、カビを完全に除去しなければいけません。
また、カビ取り業者では基本的にカビ取りだけでなく、防カビも行ってくれます。
今後お風呂のカビ取りする手間を無くしたいなら、カビ取り業者に依頼するのが最善の選択です。
2.良いカビ取り業者の見つけ方
1.カビが酷いならハウスクリーニングではなくカビ取り業者にで、いかにカビ取り業者がカビのプロフェッショナルなのかをお伝えしました。
しかし、やはりカビ取り業者によって、知識や技術力、経験値に差があるものです。
せっかくカビ取り業者に依頼するなら、優れたところに施工してもらってカビの再発を防ぎたいでしょう。
そこで良いカビ取り業者の見つけ方や見分け方についてご紹介したいと思います。
2-1.施工実績をチェックする
まず一番わかりやすい見つけ方としては、カビ取り業者のホームページを確認して施工実績を調べることです。
特に以下の項目に当てはまる業者は信頼できる可能性が高いでしょう。
□施工件数が多い(数千件以上など)
□病院や官公庁などの施工経験がある
□リフォーム技術もある
□特許取得などの強みがある
施工件数が多いとそれだけ経験が豊富だということがわかりますし、病院や官公庁などのレベルの高い技術が求められる現場での実績がある業者だと安心できると思います。
またカビの状態が酷いとカビ取りだけでなくリフォームが必要になるケースもあるので、両方の知識や技術があると話がスムーズに進むのでお勧めです。
他にもその業者独自の強みがあると、それも判断基準になります。
例えば弊社独自の強みだと、海外の国立大学との共同研究によって開発したカビ取り工法を取り入れており、特許技術の取得もしているという点です。
また、社員教育にも力を入れているため、弊社は個人の技術力の高さにも自信があります。
もしどのカビ取り業者が良いのか迷っているようでしたら、一度弊社にご相談してみてはいかがでしょうか。
2-2.無料相談を活用する
もし無料相談を行っている業者でしたら、一度活用することをおススメします。
そこで話す内容で良い業者かそうでないかを判断してみてください。
特に注意してほしいのは以下の点です。
□質問に対して的確に答えられているか
□お客様に寄り添った提案をしているか
たまに質問をしても曖昧な返事をする業者がいます。
その場合はもしかしたらカビの知識があまりないかもしれません。
また、いくら知識や経験が豊富な業者でも、お客様に寄り添った提案をしてくれない業者は良い業者とは言えません。
中には自社の利益を優先して余計なものを勧めてきたり、カビ取り費用が曖昧で施工後に見積もり以上の金額を請求してくる業者もいます。
お客様第一で考えてくれている業者なのかをきちんと見極めて、「この業者はダメかもしれない」と思ったら一旦保留にして、新たに別の業者に相談してみることをおススメします。
3.お風呂のカビ防止のためにカビの発生原因を知る
カビ取りして防カビをしても、永久にカビが発生しないわけではありません。
やはりお風呂はどうしてもカビが発生しやすい条件が揃うため、カビ対策をすることが重要です。
そして、対策するためには何故カビが発生するのか原因を知らなければいけません。
まず、カビの発生条件は以下の4つです。
- 湿度(70%以上)
- 栄養素(タンパク質や油脂など)
- 温度(20~30℃)
- 酸素
この条件が揃った時にカビは一気に繁殖します。
お風呂場はお湯を使うため温度と湿度が上がりやすい傾向にあります。
そして、ヌメリや石鹸カス、人間の皮脂や髪の毛などカビの栄養源になるものも溜まりやすいです。
要するにお風呂場は必然的にカビが発生しやすい条件が揃ってしまう場所なのです。
4.今日からできる!お風呂のカビ対策6つ
カビが発生しやすいお風呂場でカビを抑制するためには、4つの条件をいかに揃いにくくするかが重要です。
これから紹介する6つのカビ対策は、道具が不要なものや安価で購入できるグッズを使うため、誰でも簡単に行うことができます。
①使用後に50℃のお湯をかける
②壁や床の水滴を拭き取る
③常に換気扇を回す
④吊るす収納にする
⑤浴槽の蓋をする
⑥こまめに掃除する
4-1.使用後に50℃のお湯をかける
お風呂の使用後に、毎回50℃のお湯をかけることでカビの防止になります。
カビは熱に弱い性質です。
文部科学省が発表しているカビ対策マニュアルにも「50度でほとんどの菌糸が死滅する」という記載があります。
早い段階で菌糸を死滅させることで、カビの繁殖を抑えることができます。
また、お湯をかけることで残った石鹸カスや髪の毛などを洗い流し、カビの栄養源を絶つことができます。
浴室から出る前にサーっと熱いシャワーを掛けるだけなのでとても簡単です。
4-2.壁や床の水滴を拭き取る
お風呂使用後に壁や床に水滴が付いたままだと、浴室の湿度が高く保たれてしまいます。
そのため、お風呂の使用後に壁などの水気を取ることでカビを防ぐことができます。
少し手間になってしまいますが、使用後にスクイージーなどを使うようにしましょう。
スクイージーは100円ショップなどでも販売されているため、安価で手に入れることができます。
4-3.常に換気扇を回す
もし可能であれば、浴室の換気扇は24時間回しっぱなしにするようにしましょう。
浴室の換気扇の消費電力は20W程度です。
例えば1kWhあたり27円の電気代だった場合、1日の電気代が約13円。
1ヶ月(30日)で約390円程度ということになります。
カビ取り剤の値段やカビ取りの手間、家族の健康のことを考えれば決して高くない金額だと思います。
4-4.吊るす収納にする
浴室の床などにシャンプーボトルや洗面器を置いていると、その下にヌメリが付くことがあると思います。
ヌメリはカビの栄養源になります。
毎回底に付いたヌメリを取るのは手間ですし、浴室の床を洗う時にわざわざ物を動かすのも大変だと思います。
それを防ぐのに一番楽なのが、吊るす収納にすることです。
接地する部分を極力減らすことで乾きやすくなるのでヌメリやカビが発生しにくくなります。
また床に物がないと掃除がしやすくなりますし、狭い浴室でも広々と使えるので一石二鳥です。
最近では掛けられるボトルや壁にくっつく洗面器など様々な商品がありますので、ご家庭に合うものを探してみてください。
JIANGYUZHUO シャンプーホルダー
出典:amazon
4-5.浴槽の蓋をする
浴槽にお湯を張っている場合、蓋をせずにそのまま長時間放置していると、湯気によって浴室全体に水蒸気が広がります。
それにより湿度が高い状態になり、カビの原因になってしまいます。
お風呂の蓋がないと掃除の手間が減るなどメリットもあるのですが、次の人がお風呂に入るまでの間隔が長かったり、お風呂の後にお湯を溜めたままにしている場合は浴槽に蓋をするようにしましょう。
4-6.こまめに掃除する
石鹸カスなどの汚れが残っていると、それがカビの栄養源になってしまいます。
その栄養を絶つためにこまめに浴室の掃除をすることが大事です。
浴槽内、排水溝、床など汚れやすい場所は毎日、壁や蛇口などは週1回、天井や換気扇は月1回くらいを目安にすると良いと思います。
日々の家事に追われていると「毎日お風呂掃除なんて大変…」と感じるかもしれません。
しかし、お風呂上りに掃除すると格段に楽になります。
付着した汚れがまだこびりついていない状態なので、サッとスポンジで擦るだけで落とすことができるでしょう。
すぐに手に取れる位置に掃除道具を置いておき、習慣化させることで、汚れのない浴室を保つことができます。
5.もし再発したらカビ取りマイスターキットで初期対応を
業者に防カビをしてもらっても、その効果は永久に続くわけではありません。
数年経って防カビの効果が落ちてきてカビが再発した場合、早めにカビ取りをすることが大事です。
そこで使用していただきたいのがカビ取りマイスターキットです。
カビ取り業者の技術を誰でも手軽に出来るように改良した商品ですので、個人でもプロと同じレベルの液剤でカビ取りすることができます。
また、カビ取り剤だけでなく防カビ剤もセットなので、再発を防ぐことも可能です。
早めに対処することでカビ取り業者に頼らなくて済むので、費用を抑えることができます。
6.まとめ
今回はお風呂のカビが酷い時に業者に依頼する際のポイントについて紹介してきました。
カビが酷いならハウスクリーニングなどの掃除業者ではなく、カビ取り業者に依頼するようにしましょう。
そして良いカビ取り業者を見つけるためには、業者のサイトの施工実績のチェックや無料相談を活用してみてください。
良いカビ取り業者に出会えれば、お風呂に発生したカビを完全に除去してもらうことができます。
そしてその後は、カビを再発させないためのカビ対策が重要です。
①使用後に50℃のお湯をかける
②壁や床の水滴を拭き取る
③常に換気扇を回す
④吊るす収納にする
⑤浴槽の蓋をする
⑥こまめに掃除する
お風呂は毎日の疲れを癒す大切な空間です。
カビ取りと防カビ、そして日々のカビ対策を行って、清潔で綺麗なお風呂を目指してください。