大切なぬいぐるみをカビから守りたい!正しいカビ取り&カビ対策を徹底解説
「幼い頃から大切にしているぬいぐるみにカビが生えてしまった…」
「子供が大事にしているぬいぐるみにカビが発生した。子供の健康のためにも徹底的にカビ取りしたい」
ぬいぐるみは、子供だけでなく、多くの大人にとっても大切な存在です。
最近では「ぬい活」という文化が生まれ、お気に入りのぬいぐるみを持って外出する方も増えており、ぬいぐるみは私たちの生活にさらに欠かせないものとなっています。
しかし、この愛らしいぬいぐるみたちがカビの脅威に晒されていることを皆さんはご存知でしょうか。
湿度が高い日本の気候は、特にカビが繁殖しやすい環境を作り出しています。
そしてカビはぬいぐるみの見た目を悪くするだけでなく、私たちの健康にも悪影響を与える可能性があります。
そのため、カビが発生した際には迅速な対応が必要です。
この記事では、大切なぬいぐるみをカビから守るための対策やカビ発生時の対処方法について解説します。
ぬいぐるみを長く清潔に保つための秘訣も紹介するので、是非最後までお読みください。
この記事でわかること |
・ぬいぐるみにカビが発生した場合の被害 ・ぬいぐるみにカビが発生する原因 ・ぬいぐるみのカビ取り方法 ・ぬいぐるみのカビ対策 |
1.ぬいぐるみにカビが発生するとどんな被害が発生するか
1-1.健康上のリスク
1-2.ぬいぐるみの損傷
1-3.不快な臭い
1-4.カビが部屋中に拡散
2.ぬいぐるみにカビが発生した場合の対処方法
2-1.洗えるぬいぐるみのカビ取り方法
2-2.洗えないぬいぐるみにカビ取り方法
3.カビが酷いならプロに依頼する
3-1.クリーニング業者に依頼する
3-2.ガス滅菌を利用する
4.ぬいぐるみにカビが発生する原因
4-1.高湿度の環境に置かれている
4-2.皮脂や埃などが付着しやすい
4-3.洗う頻度が少ない
5.ぬいぐるみのカビを防ぐための6つの対策
5-1.部屋の湿度管理をする
5-2.濡れている場所の近くに置かない
5-3.ぬいぐるみを清潔に保つ
5-4.部屋の掃除をする
5-5.定期的に乾燥させる
5-6.保管場所に注意する
6.まとめ
1.ぬいぐるみにカビが発生するとどんな被害が発生するか
ぬいぐるみにカビが発生すると、汚れて見栄えが悪くなります。
しかし、実はカビの被害というのはそれだけではないのです。
1-1.健康上のリスク
ぬいぐるみにカビが発生すると、様々な健康被害を引き起こす恐れがあります。
特に子供は免疫系が未熟で、アレルゲンや有害物質に対して敏感に反応するため、カビの影響を受けやすいと言われています。
例えばカビはアレルギー反応を引き起こすため、子供たちがぬいぐるみと接触することで、くしゃみや鼻水、目のかゆみ、皮膚の発疹などの症状が現れることがあるでしょう。
またカビの胞子は空気中に拡散し、これを吸い込むことで呼吸器系に影響を与える可能性もあり、喘息や呼吸器感染症のリスクが高くなることが懸念されます。
もちろん子供だけでなく、健康な大人でもこれらの症状が現れる恐れがあるため、ぬいぐるみは常に清潔に保たなければいけないのです。
1-2.ぬいぐるみの損傷
カビの影響で色褪せや変色が起こると、ぬいぐるみの見た目が悪くなります。
そしてカビによるダメージは表面的な問題にとどまらず、内部の詰め物にまで影響を及ぼすことがあります。
カビが繊維を劣化させることで、ぬいぐるみの柔らかさや弾力性が失われ、へたりや破れが生じるかもしれません。
特に天然繊維や柔らかい素材を使用しているぬいぐるみは、カビによるダメージを受けやすいため注意しましょう。
1-3.不快な臭い
カビは特有の臭いを放つことがあり、この臭いがぬいぐるみに染みつくことがあります。
この臭いを嗅ぐことによって、気分を害したり、不快感を抱いたりするでしょう。
もしカビが内部まで浸透している場合は、臭いを取り除くことが難しく、長期間にわたって残り続けることもあります。
■関連記事■部屋のカビの臭いが気になる時の対処法と対策をカビのプロが解説!
1-4.カビが部屋中に拡散
カビがぬいぐるみから空気中に胞子を放出すると、これらの胞子は部屋中を漂い、壁や床、家具など他の場所にも定着し始めます。
これにより、家全体がカビの被害にさらされる可能性があります。
特に湿気が多い環境や換気が不十分な部屋では、カビの拡散と繁殖が加速されます。
カビが部屋全体に広がってしまうと、自力でのカビ取りが困難になり、専門のカビ取り業者に依頼するしかない場合もあるでしょう。
また、更に広がるとリフォームなども必要になり、高額な費用が発生する恐れもあります。
そのような事態を避けるためにも、ぬいぐるみにカビが発生したら、他の場所にカビが移る前に対処する必要があります。
もし部屋や家具などにカビが発生し、自力での対処が難しい場合は、カビ取り業者に相談することをおススメします。
■関連記事■壁に発生したカビを除去する方法と業者に依頼する際のポイント
■関連記事■マンションの北側の部屋にカビが発生した際の3つのステップ
2.ぬいぐるみにカビが発生した場合の対処方法
すでにぬいぐるみにカビが発生してしまっている場合は、早急に対処することが重要です。
ぬいぐるみは素材によってカビ取り方法が異なるため、洗える素材のカビ取り方法と洗えない素材のカビ取り方法をそれぞれ紹介します。
2-1.洗えるぬいぐるみのカビ取り方法
洗える素材で酸素系漂白剤を使用可能なぬいぐるみの場合は、つけ置きしてカビ取りしましょう。
用意するもの
- 酸素系漂白剤
- ぬるま湯
- ぬいぐるみが入るバケツや桶
- 歯ブラシ
- 洗濯ネット
- 中性洗剤
- マスク
- ゴム手袋
グラフィコ オキシクリーン
出典:amazon
注意事項
カビ取り前に洗濯表示マークを確認し、酸素系漂白剤の使用が可能なぬいぐるみで行いましょう。
カビの胞子を吸い込んだり、手が荒れたりするのを防ぐために、マスクとゴム手袋を身に付けて作業してください。
カビ取り手順
①バケツにぬるま湯を入れて、酸素系漂白剤を溶かす
②バケツにぬいぐるみを入れてつけ置きする
③残っているカビを歯ブラシで擦る
④通常通り洗濯をする
⑤風通しの良い場所に干す
①バケツにぬるま湯を入れて、酸素系漂白剤を溶かす
バケツや桶にぬるま湯を入れて、そこに酸素系漂白剤を溶かし入れてください。
②バケツにぬいぐるみを入れてつけ置きする
酸素系漂白剤を溶かしたぬるま湯にぬいぐるみを入れてつけ置きします。
目安は1時間程度ですが、カビの状態を見て判断してください。
③残っているカビを歯ブラシで擦る
つけ置きが終わっても残っているカビがあるようなら、歯ブラシで擦って取り除きましょう。
④通常通り洗濯をする
洗濯ネットにぬいぐるみを入れて、洗濯機で通常通り洗濯をします。
⑤風通しの良い場所に干す
風通しの良い場所にぬいぐるみを干して、完全に乾かして終了です。
2-2.洗えないぬいぐるみにカビ取り方法
洗えないぬいぐるみにカビが発生した際は、重曹水と消毒用エタノールを用いたカビ取りが効果的です。
しかし、カビが広範囲に及んでいる場合は、ぬいぐるみの内部にもカビが侵入している可能性が高いです。
カビはわずかに残っているだけでも再発するリスクがあるため、ここで紹介する方法は軽度のカビ発生時のみに適用してください。
カビが広範囲に渡っている場合は、3.カビが酷いならプロに依頼するを参考にして、クリーニング業者などのプロに任せることをおススメします。
用意するもの
- 重曹
- 消毒用エタノール
- ぬるま湯
- スプレーボトル
- 歯ブラシ
- タオル
- マスク
- ゴム手袋
レック 激落ちくんの重曹
出典:amazon
ドーバー パストリーゼ77
出典:amazon
注意事項
カビの胞子を吸い込んだり、手が荒れたりするのを防ぐために、マスクとゴム手袋を身に付けて作業してください。
カビ取り手順
①重曹水を作る
②重曹水をぬいぐるみに吹きかけ、歯ブラシで擦る
③タオルで軽く叩くように拭く
④消毒用エタノールを吹きかける
⑤風通しの良い場所に干す
①重曹水を作る
ぬるま湯100ccに対して重曹5gを溶かし入れて重曹水を作ります。
それをスプレーボトルに入れてください。
②重曹水をぬいぐるみに吹きかけ、歯ブラシで擦る
重曹水をぬいぐるみに吹きかけて、歯ブラシで擦ってカビを落としましょう。
③タオルで軽く叩くように拭く
ぬいぐるみの水分を拭き取ります。
タオルで軽く叩くようにしましょう。
④消毒用エタノールを吹きかける
消毒用エタノールを吹きかけて、カビの菌を除菌します。
⑤風通しの良い場所に干す
風通しの良い場所にぬいぐるみを干して、完全に乾かして終了です。
3.カビが酷いならプロに依頼する
カビが酷い場合や、洗えない素材の場合は、カビ取りしてもカビの色素が残ってしまうことがあります。
また見た目ではカビが綺麗になったとしても、繊維の奥の方に入っているカビが生き残っているとそこから再発するリスクもあるため、そのような場合はプロに任せるのが最も安心で確実な対処法です。
3-1.クリーニング業者に依頼する
ぬいぐるみのカビ取りが自力では難しい場合は、クリーニング業者に依頼しましょう。
やり方としては、近所のクリーニング店に持ち込むか、宅配クリーニングを活用するかのどちらかになると思います。
店舗の場合はぬいぐるみを直接持ち込んで、現在のカビの状態と、クリーニングでどのようにしてほしいのか希望を店員に伝えましょう。
宅配クリーニングの場合は、オンラインや電話で申し込みを行い、ぬいぐるみを配送するだけで、専門的な洗浄と乾燥を受けることができます。
いずれの方法を選択する場合でも、次の点に注意しましょう。
事前確認
どのような洗浄方法が使用されるのか、どの程度カビが除去できるのかを事前に確認しましょう。
また、ぬいぐるみの特別なケアが必要な場合は、それを伝えることも重要です。
料金と所要時間
クリーニングの料金と所要時間も事前に確認しましょう。
高価なぬいぐるみの場合やカビの状況によっては、追加料金が発生することもあります。
安全性と信頼性
ぬいぐるみのカビ取りは繊細な作業です。
信頼できる業者を選び、ぬいぐるみが適切に扱われることを確認しましょう。
プロの手によるクリーニングは、ぬいぐるみを長持ちさせ、清潔に保つための最良の選択です。
大切なぬいぐるみや自分でのカビ取りが困難な場合は、迷わずにプロに任せてしまいましょう。
3-2.ガス滅菌を利用する
カビは非常に厄介な菌のため、通常のクリーニング業者が行う除菌では完全に死滅しないことがあります。
そこでおススメなのがガス滅菌です。
ガス滅菌は、エチレンオキサイドやオゾンなどのガスを使用して、カビや細菌の細胞を破壊します。
このプロセスは、密閉された環境で行われ、ガスがぬいぐるみのすみずみにまで浸透し、カビや細菌を根絶します。
また、カビを死滅させるだけでなく、繊維に染み込んだカビの色素も除去したいということであれば、カビ取り専門のクリーニングに依頼するという方法もあります。
絶対にカビ取りしたい大切なぬいぐるみにカビが発生した場合は、是非検討してみてください。
4.ぬいぐるみにカビが発生する原因
続いて、ぬいぐるみにカビが発生する原因について詳しく解説します。
まず、カビが発生する場所には以下の4つの条件が揃っていると言われています。
- 水分・湿度(60%以上)
- 温度(20~30℃)
- 栄養源(皮脂や唾液、埃など)
- 酸素
カビはジメジメしていて、汚れている場所を好みます。
そしてぬいぐるみ自体にカビが好む条件が揃ってしまうことがあります。
何故そのようになってしまうのか、詳しい原因を見ていきましょう。
4-1.高湿度の環境に置かれている
カビは湿度が60%を超えると活動を始め、湿度が高ければ高いほど活発になっていきます。
そして日本は湿度が高い国の一つであり、梅雨の時期や夏場には湿度が極めて高くなることが一般的です。
このような高湿度の環境は、カビの繁殖にとって理想的な条件を提供します。
ぬいぐるみが湿気の多い場所に置かれている場合、その繊維は湿気を吸収しやすく、カビの成長を促す温床になります。
例えば、浴室や結露した窓の近く、換気の悪い部屋の角などがこれに該当します。
また、使わないぬいぐるみを押入れの中に入れている場合もあると思いますが、密閉された空間は湿気がこもりやすいので注意しましょう。
4-2.皮脂や埃などが付着しやすい
常に愛用しているぬいぐるみには手垢や皮脂が付着しやすいですし、棚に置かれているぬいぐるみには埃が被ってしまうこともあると思います。
これらの汚れは、カビの成長に必要な栄養源となります。
埃にはカビの胞子が含まれていることが多く、手垢や皮脂といった有機物は、カビが繁殖するのに理想的な環境を提供します。
特に子供が頻繁に触れるぬいぐるみは、よだれ、汗、食べこぼしなどによってさらに汚れやすく、カビの増殖を促進してしまうでしょう。
4-3.洗う頻度が少ない
ぬいぐるみのカビの原因の1つに洗濯頻度の少なさがあります。
ぬいぐるみは素材によっては洗えないものも多くあります。
また、洗えるものであっても、その形状やサイズ、素材の特性上、頻繁に洗濯することが難しいことが多いでしょう。
そのため、ぬいぐるみに付着した汚れは長期間残りやすく、これがカビの栄養源となります。
特にぬいぐるみの繊維の中に埃や皮脂、食べこぼしなどが蓄積されると、それらはカビの発生を促進する環境を作り出してしまうのです。
5.ぬいぐるみのカビを防ぐための6つの対策
4.ぬいぐるみにカビが発生する原因でお伝えしたように、ぬいぐるみはカビの発生条件が揃いやすくなっています。
そのため、しっかりとカビ対策をする必要があります。
- 部屋の湿度管理をする
- 濡れている場所の近くに置かない
- ぬいぐるみを清潔に保つ
- 部屋の掃除をする
- 定期的に乾燥させる
- 保管場所に注意する
5-1.部屋の湿度管理をする
カビは湿度が高い場所に発生しやすいため、湿度管理は非常に重要です。
湿度が高いようなら、エアコンや除湿機を活用して湿度を60%以下に保つようにしましょう。
特に梅雨時期や夏季は、室内の湿度が上昇しやすいため、この時期の湿度管理は十分注意しましょう。
もし部屋の湿度が分からないという事であれば、湿度計を用意して室内の湿度を定期的にチェックしてください。
また、換気も湿度管理において重要な役割を果たします。
天気の良い日は窓を開けて空気の流れを作ることで、室内の湿気を外に逃がし、カビの繁殖を防ぐことができます。
ただし、雨の日や湿度が高い日は、逆に室内の湿度が上げる可能性があるため、注意しましょう。
■関連記事■【プロが教える!】カビが発生しやすい間取りや部屋の特徴&住宅のカビ対策
5-2.濡れている場所の近くに置かない
ぬいぐるみの性質上、水分を吸い取りやすいため、濡れている場所の近くに置くことは非常にカビのリスクが高い行為です。
特に浴室などの水回りや、結露した窓の近くにぬいぐるみを置くのは避けるようにしましょう。
■関連記事■窓の結露のせいでカーテンにカビ発生!?カーテンのカビ取りとカビ対策を解説
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5-3.ぬいぐるみを清潔に保つ
ぬいぐるみに汚れが付着していると、カビの栄養源になってしまうため、常に清潔に保つ必要があります。
そこで定期的に以下のメンテナンスを行うことをおススメします。
定期的なブラッシング
ぬいぐるみの表面の埃や汚れを取り除くために、柔らかいブラシで優しくブラッシングしてください。
これにより、カビの栄養源となる汚れを効果的に取り除くことができます。
除菌スプレーの利用
ぬいぐるみ専用の除菌や消臭のスプレーを使用することで、付着している菌を除去し、不快な臭いを軽減することが可能です。
スプレー後はしっかりと乾燥させましょう。
手洗いまたは洗濯機での洗浄
ぬいぐるみの洗濯表示を確認し、手洗いまたは洗濯機で洗える場合は、中性洗剤等を使って、優しく洗いましょう。
洗濯機を使用する場合は、洗濯ネットに入れることをおススメします。
十分な乾燥
ぬいぐるみを洗った後は、完全に乾燥させることが重要です。
可能であれば、直射日光を避けた風通しの良い場所で自然乾燥させます。
乾燥機の使用は、素材によっては避けた方が良い場合があります。
5-4.部屋の掃除をする
部屋に溜まった埃や汚れがカビの栄養源になることを防ぐため、こまめな掃除もカビ対策には重要です。
ぬいぐるみがある場所や部屋の隅、家具の下など、汚れが溜まりやすいエリアに溜まった埃を掃除機で吸い取りましょう。
また、棚、窓枠、家具などの表面を定期的に拭き掃除してください。
これにより、カビの胞子やその他のアレルゲンを効果的に取り除き、カビの発生を抑制することができます。
そして空気清浄機の使用も、室内の空気の質を改善し、カビの予防に役立ちます。
空気中のカビの胞子や細かい埃を除去してくれるため、カビが発生しにくいだけでなく、部屋も汚れにくくしてくれるでしょう。
5-5.定期的に乾燥させる
ぬいぐるみの中に入っている綿や詰め物は湿気を吸収しやすいため、定期的に乾燥させることも大事です。
晴れた日には、ぬいぐるみを外に出して風通しの良い場所で乾燥させましょう。
ただし、色褪せを防ぐために直射日光は避け、陰干しするのが望ましいです。
また、ぬいぐるみの材質が乾燥機に適している場合は、低温設定で乾燥機を使用するのもいいでしょう。
5-6.保管場所に注意する
昔使っていたぬいぐるみなどを押入れやクローゼットの奥にしまうこともあると思います。
しかし押入れなどの密閉された空間は通気性が悪く、湿気がこもりやすいため、カビのリスクが高くなります。
そのため、ぬいぐるみはできるだけ通気性が良く、湿気が少ない場所に保管するようにしましょう。
例えば、開いた棚や通気性の良い収納ボックスなどが適しています。
また、どうしても押入れなどの密閉された空間に保管する場合は、除湿剤を活用し、湿気を溜め込まないようにしてください。
時々押入れやクローゼットのドアを開けて空気の入れ替えを行うことも効果的です。
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出典:amazon
6.まとめ
今回はぬいぐるみにカビが発生した場合の対処方法やカビ対策を中心に解説しました。
ぬいぐるみは、私たちの大切な思い出や心の癒しを与えてくれるアイテムですが、適切なケアを怠るとカビのリスクに晒されます。
カビは見た目の問題だけでなく、健康上のリスクも伴うため、カビが発生したら早急に対処しましょう。
自力でカビ取りが可能であれば、酸素系漂白剤や重曹水&消毒用エタノールで除去してください。
自力での除去が難しければ、カビ取り専門のクリーニングやガス滅菌など、プロにカビ取りしてもらうことをおススメします。
そしてカビが再発しないように、しっかりと対策することも重要です。
- 部屋の湿度管理をする
- 濡れている場所の近くに置かない
- ぬいぐるみを清潔に保つ
- 部屋の掃除をする
- 定期的に乾燥させる
- 保管場所に注意する
愛するぬいぐるみとの素敵な時間を長く保つためにも、カビ対策を日々の生活に取り入れ、大切にケアをしてください。
これにより、ぬいぐるみはいつまでも私たちのそばで輝き続けるでしょう。